02/10/06 京都府京北町
関西ライダー必修コースで学習しました。
・暑いと10月でも日焼けする。(ちょっと少し腕まくりをしていたら、軍手とシャツの隙間だけ変な風に焼けてしまった)
・大阪市内を出るのは早ければ早い方がいい。
・府(県)道は細いけれど、やれないこともない。車が少ない方がまし。
・不安になるから、乗る前にガソリン量をチェックする。
・トラックには近づかない。なるべく。
これらを踏まえて6:00起床。顔、首、腕に日焼け止めを塗り、27度という予想なので長袖シャツ1枚着て、6:50には駐車場よりカブ夫出庫です。ぶん。

ガソリン量をチェックすると補給ゾーンに入っていたので、まず給油。
3.5l入りました。
ということは、6km走った時点で満タンにしていて、今メーターが234kmだから、68km/lってこと?これってどうなんだろう?車ってどのくらいだっけ?
快調に35km/hくらいで走る。朝の空気はすがすがしくて気持ちがいい。道も間違えず、ちゃんと6号線に入る。亀岡の標識もちゃんとある。坂っぽくなってきたので、3速にがくんとシフトダウン。いつになったら、がくんとならずに済むのだろうか?ついでに言うと、1速→2速も下手くそである。ぶーん、がくっ。

進んで行くとまた山道になるが、昨日よりは広いし余裕……道が白い?
採石場があって、そこから出た粉塵で道路や周りの樹木が白くなっているみたいだ。
道路の端っこに砂が浮いていたのの上を走って転んだ人の話を思い出し、後ろから車が来ないのを確認しつつ、なるべく真ん中の黒い道を走る。
民家のある道を抜けて、国道9号線に出る。ガレリア亀岡はすぐに見つかり、中に入る。駐車場大きくて空いているんだけど、わたしはどこに駐めたらいいのでしょうか?トイレの前のベンチでライダーっぽい女の人が2人休んでいたので、そのバイクの横に駐めようと思ったのだけれど、地面には車椅子のマークが。いいもんなのか、悪いもんなのか。結局、空いていることもあって、車用のスペースに駐めてしまう。端っこにちんまりと。ちんまりとはしているけど、これがあったら車は駐められないわけで。あうー、正解が気にかかる。
レストランはまだ開いていない8:40。うどんとか食べられる食堂があると思ったのに。仕方ないので売店を覗く。

黒豆アイスなるものがあった。
寒い思いをしたけれど、これは食べておかねばなるまい。迷わず買う。
出口に向かうと、男の人がバイクを歩道の辺りに駐めているのが目に入った。こうすればよかったかも。お車様1台分を占めるよりも、いい気がする。けれど、正解はどこにあるんだろう?
9号線を走って京北町に繋がる府道を探す。次第に翳り行く空。寒い。これから向かうのは山。更に寒い。財布の中身3,000円。寒すぎ。ユニクロでもないかと見渡しながら走るが、あるのはドラッグストア系の店ばかり。しばらく走った後、SATYの看板を見つけたので、Uターンして亀岡駅近くのSATYに行くことにする。1500台駐車できるSATY。同じ亀岡市内だし、そんなに遠かないだろう。←8km戻った。
出せて1,000円がいいところである。その金額でしゃかしゃか生地の上着が売っていたのだけれど、これ、なあ……?という感じ。店内を歩くと、「ツー・ハンド」という店がある。TWO HAND=SECOND HAND=古着ですね?しかも、全品500円。L.L.Beanのフリースの上着を買い、「着て行くんで、そのままでいいです」と言うと、おばちゃんが目を見開いていた。そりゃおばちゃん、半袖だしな。トイレで手を洗っていると、後から来た子どもにもびっくりされる。そりゃ子ども、ノースリーブだもんな。
フリース、サイコー!と言いたいのを我慢しつつ、走る。亀岡にはもう2時間以上いる。長すぎ。

6号線から477号線にはいる。
国道477号線はすごい山道。
初め、「国道477号線の早期改善を」という看板を見たときには、そんなに悪かない道を何贅沢抜かしやがってるんですか?と思ったが、ごめんなさい。
すごかったです。

杉と杉の間の道。
道路に落ちている杉の枯葉。
落石注意の看板。
路肩注意の看板。
湧き出る水。
凍結防止剤置き場。
対向車なし。
先行車なし。
後続車もない。
すごいなあ。
家用に大きな瓶牛乳と瓶詰め漬物(芦生漬というきゅうりの漬物だった)を、お昼用に黒五ケーキとパック牛乳を買い、カブ夫の前に腰掛けて食べる。右からバイクが入ってきて、左からバイクは出て行く。ばるるるる。でかいなあ。でも、お買物カゴは取り付けられまい。その点ではカブ夫の勝ち。その点のみでは。

もう、12:30。
ロスはあったものの、家まで5〜6時間はかかるわけで、山道で暗くなると、とてつもなく怖い。
途中コスモスを撮ったりしながら行く。
天気はあくまでうららか。

途中、路肩に停めて写真を撮る。
車が通り過ぎる。
静かになる。
山に一人っきりになることって、そうないと思うのだけれど、そういう状態に置かれた自分ことを考えるとなんだかおかしくなってこね?
何故にわたしがここにいるのかっていう。
やっぱり、こんな山の中でヤ(事故)られちゃったら、見つかんないままなんだけど。
そうしている内に行き過ぎた気がする。京都に行っちゃ困るし、保津にも行きたくない。戻る。細い道に入る。地図を見る。大きすぎてわからない。戻る。……信号待ちしているおじいさんに道を訊く。おじいさんとわたしの目印は「鍬山神社」。今朝立派そうな塀の横を通ったし、地図にも載っているから。おじいさんもわたしもわかったような、わからないような感じ。無事大阪に帰れたら、あの地図買おう。ここが○○さん家とか載ってるやつ。それを見せながら地元の人に道訊いたら、すごくわかりやすくね?
とにもかくにも、おじいさんの指し示す角を曲がり、大体あっちの方という情報を頼りに走ったら、鳥居が見えてくる。これって神社の近くってこと?小さな公園で太鼓の練習をする子どもたちもいる。これって神社に奉納?道路にかかった鳥居を2度程抜けて角を曲がると、あの塀。わたしmeet神様again。夕闇は迫っている。暗くなる前に山を下りなければならない。
山道で突然「たこ焼き」の看板を見たらどう思うだろう?山の中の食べ物屋といったら、ラーメン屋とか……焼肉屋に会ったこともあるけれど、少なくともたこ焼き屋はないな。が、実際にそれがあるのが大阪なのか。しかも営業中。ゴルフ帰りにたこ焼きと洒落込むのかしらん。きっと、わたしの知らないなにかがどこかで作用しているに違いない。
171号線に出たら、これもひどい混雑。止まっている車の横を、9号線で覚えたすり抜けを前の人に従ってやってみる。いい調子で進む。が、思いの外、車と歩道の段が狭いところがあり、ふらっとしてステップを歩道にこすってしまう。車の人がこっちを見てる。いや、車には当たってないって。当たったのは歩道。車には当たってない。筈。どうしよう?信号が青になる。ぶふーん。慣らし運転中なのでスピードを出していなかったのだけれど、案外出そうと思ったら出るもんなんだ、と感心しながら……逃げました。当たってない筈なんだけど、断言できるんだけど。
家1km圏内で雨が降り出し、帰る頃にはびしょ濡れになってしまったのでした。とりあえず、何事もなくお疲れさまというところ。
ちなみに、今日の芦生漬と昨日の玄米茶で食したお茶漬けは大変おいしゅうございました。