■今までいたところ■
No.62 テントウムシ捜査官
(47KB) 油断していたら、今日は30度を超えました。道理であっという間に腕が赤くなった筈。じりじり焦げる一日でしたよ。もういやんです。とか言っていたら、またすぐに5,6度以上がくんと下がるんですよ。これもまたいやんなり。
今日も午前中の義務を立派に果たし、水遊びで濡れた服を着替えさせ、午後は…わたしが眠たいんですよ?と、だらだらもるもるしていましたが、なんせ暑い。うちげの茶の間は窓に西日が当たるテレサさん仰るところの愛人部屋です故、午後はもう筆舌に尽くし難い地獄絵図が繰り広げられるのです。
しかしながら、それに負けて外に出れば灼熱地獄。まあどっちもどっちなんですけど、それでもなんとか日が傾くまで耐え、いい具合に影が増えた頃に義務その2を果たしに行きました。この後には入浴が控えております故、ノー・水遊びでひとつよろしく。
子供さん方っていうのは、あれなんですね。水も好きなら砂も好き。水は冷たくて気持ちいいので手を伸ばしたい気持ちはわかりますが、砂いじりしたい気持ちはさっぱりつかめません。砂を握って、落とす。この繰り返しに、一体、何が?
さらに、栗頭先生はテントウムシマニアでいらっしゃいます。変な褐色の汁出すんだよにゃー、と嫌々指先に載せて顔に近づけてやると、嬉しそうに指を伸ばしてきます。それでムシが逃げると、わたしが悪いとばかりに怒ります。奴隷生活は毎日が理不尽の連続です。
本物のテントウムシもさることながら、テントウムシグッズも大好物であります。公園で巨大テントウムシを発見してご満悦。点々に砂をかけては、こすって磨きをかけるのに夢中です。
そんなに楽しいのなら、うちげのシャチ彦さんも赤く塗って黒い点々つけたらどうですかね?きっと、楽しく砂利でこすこすしてくださると思うのですけれど…。
@テントウムシ前

09/05/11 20:54
No.61 やっつけ仕事
(28KB) 昨日に引き続き、今日も暑うございました。毎日の義務である散歩をすると、腕がじりじりと焦げていくのがわかるほど。以前、スーパーの駐輪場で見かけたトカゲも焦げているに違いありません。まあ、おもちゃなんですけど。
できることならこんな気候のときは家でだらだらしたいのですけれど、暑くても義務であるからして散歩には出なくてはなりません。
日々成長して“頑丈”という言葉がぴったり似合う栗頭先生は散歩だけでは足らず、体を動かし、鍛錬することをご所望されます。この鍛錬が足らないと、夜寝かしつけるときに大暴れするので、わたしの快適な入眠のためにも栗頭先生を徹底的にやっつけなければなりません。伝い歩きでもはいはいでも草抜きでも土いじりでもなんでもやっておくれ。
しかし、やっつけることは同時に自分もやっつけられるわけで、暑いのは暑いですけれど、水遊びして服を濡らして帰りたい年齢じゃあないんですよ?もう、そんな年齢はとうに過ぎちゃったわけで。
ついでに言うと、日焼けしたい年齢もとうに過ぎちゃったんですよね。焼けたくないけど、暑いので長袖は着られません。
暑いのがどうにかなるのと、自分が若返るのと、栗頭先生が黙って寝るのと、一番なんとかなりそうなのはどれですかに?5月の入口で、既に11月を心待ちにしています。ああ、恋しいカキがおいしいberのつく月。
@炎天下

09/05/10 21:51
No.60 ヘルメット配給
(15KB) 一人暮らし時代は呼鈴が鳴っても決して応答しませんでした。たとえ明かりがついていようとも、たとえTVの音が漏れていようとも、「わたしはTVやいろんな電化製品をつけっ放しにしてちょいとコンビニに行ってしまうような非エコな女です」と心で言い訳をして、息をひそめていました。
二人暮らしになり、“部屋”ではなく“家”に住むようになると、町内会だとかで近所の人が極々稀にやって来ることもあり、呼鈴には応えるようになりました。
今なんて、呼鈴壊れているから、ノックに返事しながらドアを開けます。この大阪でなんと不用心な。
今日もノックにがちゃりとドアを開けましたらば、町内会の同じ班だという人がやってきました。勿論、初対面。顔も知らなきゃ、家がどこかもわかりません。
彼女が言うには、町内会に入るとヘルメットがもらえるそうです。どういう用途に使うのか聞いてみたい気もしたのですけれど、深くは突っ込まず、AraiとかSHOEIとか書かれているべきところに町内会の名前の入ったヘルメットを笑顔で受け取りました。
よくよく考えてみりゃあ、うちげは支給されなくてもヘルメットは家族の人数分以上あるんですよね。栗頭先生にだって、姪ッ子様からのお下がりヘルメットがあるですよ。
…もしや、栗頭先生が巨頭過ぎて姪ッ子様ヘルメットなんてすぐにサイズアウトするだろうから、と親切めいた手の込んだ嫌がらせですか?試しにかぶらせてみたら、ぶかぶかだったのでほっとしましたよ?
どうも巨頭は疑心暗鬼になってしまうです。小顔なんて望みませんから、人並になりますように。
@町内会員の証前

09/05/09 21:46
No.59 薔薇の季節
(39KB) 散歩をしていると、あちらこちらで薔薇の花が目に飛び込んでくる季節になりました。いやー、いいですよにゃー。華がある。そのまんまですけど。
いい匂いのするものは、紅茶みたいな匂いがするので、ついつい顔を近づけて匂いをかいでしまいます。しかも、他人様の玄関先の薔薇を。
木の芽どきの変な人の行動のようなので、すかさず栗頭先生を抱き上げて彼にも匂いをかがせます。すると、どうしたことでしょう。主体は栗頭先生になり、わたしはおまけでかいでいる風を装えるのであります。赤子連れマジック。素晴らしい。恥も外聞もありゃしませんねぃ。
今日みたいな雨上がりの曇りの日は、実に薔薇を見るにはいい日ですよに?花びらや葉っぱ、二尺伸びたる薔薇の芽に針やはらかに水滴がついている様が実にいい。そんな話をアネにしたところ、そのようなメルヘンな感想を持ったことはない、と言われてしまいました。おかしいですよなァ。彼女の娘はプリンセスを地で行く小学生なのに。
@他人の玄関先

09/05/08 22:08
No.58 悪知恵匍匐前進
(46KB) 昨日の大股開きですっくと手放しで立っていたNチビ様はかっこよかったにゃー、と、重心の高さ故にぐらぐらしている栗頭先生に目をやりますと、あり、冬コタツ夏テーブルの下に入ってるですか。しかも、きっちりと姿勢を低くして。
今までもテーブルの下に潜り込むことはあったのですけれど、テーブルの下で立ち上がろうとする→後頭部を打つ→痛くてすぐに脱出したいので立つ→打つ→立つ→打つのループで、そらもう大騒ぎだったのです。赤子さんって、バカですねぃ。
ところが、栗頭先生も学習しました。立って痛いのなら、這って入ればいいのです。しかも、出るときにはきちんと頭上を確認する用意周到っぷり。おお、バカって言って悪かったです。
以前は起床後も大とんがり殿の顔を乗り越えてPCに向かっていましたが、今はとんがりマウンテンを避けて足元から回っているとか。学習したんですにゃー。ほめてやらねば…いや、乗られている大とんがりの人は、気配で察知していたずらを止めてください。でないと、ノー・スプロケですよ?
@室内演習場

09/05/07 23:36
No.57 ちっちゃいものクラブミーティング
(16KB) どこにも遠出しない連休でしたが、毎日誰かしらには会っていて、なんだかいろいろやった感があります。
というわけで、昨日はNさんちのNチビさんがご両親とうちげにいらっしゃいました。Nチビさん、御身大きうならっしゃって。でも、顔はうちげの栗頭先生の半分くらいしか大きさなくね?小顔?小顔なの?それとも、やっぱり、先生が規格外?
2人赤子さんがいると、そらもう大騒ぎです。1つのおもちゃを1人が遊んでいると、それが面白そうでもう1人が手を伸ばし…の繰り返し。社会性が育っていないせいか、人がおもちゃを使っていてもお構いなしに手を伸ばします。目的のものしか目に入っていないわけで。
そんな赤子さんたちに人気だったのが、この平仮名積み木。一昨日の初節句の日、大とんがり殿の実家にお邪魔した際、大とんがり殿が子供時代に使っていたというものを強奪してきました。積み木が人気といっても、彼らはほぼ放り投げるだけですけど。
それにしても、積み木に関西仕様とかあるんですかに?平仮名の“ふ”に対応するのが、“ふか”ってあり得なくね?“ふか”を“フカノヒレ”以外に単体で使ったことって、今までの人生において、一度たりともありません。“ふ”なら“ふうせん”とかもっとメルヘンなものがあるじゃあないですか。
恐るべし、関西人。子供の頃から英才教育ですか。やっぱり、幼稚園では六甲おろしとかうたうですか。
@二槽式洗濯機前

09/05/07 13:51
No.56 変身
(48KB) 幼なじみのヒトミが持っているのを見て以来、ずっとはらぺおこあおむしのぬいぐるみを探し求めてきました。
最初は軽い気持ちで「Amazonに行けばあうじゃろ?」と検索をかけてみましたらば、ヒットはするけれど品切れ中の文字。どういうこと?とばかりに他で検索しても、ノー・あおむし。むむむ…軽い気持ちが、手に入らないということで維持でも欲しいものに昇格しちゃいましたよ?
それからというもの、トイザらスやらイオンなどスーパーのベビー&子供コーナーやら西松屋やら百貨店のおもちゃ屋やら、とにもかくにもありそうなところを探し歩いてきたわけです。早数ヶ月。もう数ヶ月。その内に小とんがりはおっさんになってぬいぐるみなんかにゃ見向きもしなくなっちゃいますよ。その、本屋さんのディスプレイのあおむしをわたしにください。
しかし、転機というものは突然訪れるものです。偶然どんぐり共和国の前を通りがかったとき、はらぺこな巾着が目に入りました。巾着なんかあるよ、巾着なんか。と、手にとりながら、大とんがり殿に声をかけて方向転換をした瞬間、あ…あおむしがッ!!大中小木製樹脂製ペンケースボールペン、とにかくはらぺおこあおむしがッ!!
興奮しながら小とんがりに一つ近づけてみると、彼も「うきーっ」とテンションをあげてついてきます。さすがは息子さんです。確かな血の繋がりを感じます。冷静なのは大とんがり殿のみです。あげていこうよ、君も。
大満足して家に帰ると、小とんがりの頭がはらぺこあおむしになってしまっていたのでした。まあ、食欲の面ではどっこいどっこいですからね。仕方ありません。
@グレゴール・ザムザさんの部屋

09/05/05 22:48
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